2016年08月13日

『マチルダは小さな大天才』

ロアルド・ダール作 クェンティン・ブレイク絵 宮下嶺夫訳 評論社
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 みんな、勉強ってすき? ぼく、本を読むのはすきだけど、勉強はやだぽん。いつも、うちの人から宿題しなさい!っていわれてるんだよね。

 だけど、びっくり。このマチルダは、パパとママから勉強するなっていわれてる。というか、マチルダは天才だから、勉強しなくても頭にはいっちゃうんだけど。うらやましいぽん。

 ところが、パパとママはマチルダを「物知らずだ、ばかだ」というし、校長先生は、マチルダをなまいきな「虫けら」としか思ってないしで、ちょっとかわいそう。でも安心して、マチルダはまけないよ。頭をつかって、いじわるなおとなたちをこっそりやっつける作戦をたてる。それに、クラスの先生も友だちも、マチルダの味方だ。

 ダールさんは映画にもなった『チャーリーとチョコレート工場』を書いた人。もうこの世にいないんだけど、いろんな本を書いたんだ。どの本もすっごくおもしろくて、おすすめだぽん。
 (PONすけ)

マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)
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2016年08月12日

『船を見にいく』

アントニオ・コック文 ルーカ・カインミ絵 なかのじゅんこ訳 きじとら出版
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 オレにぴったりの絵本を見つけたぜ!

 まずは表紙を見てほしい。どどーんと迫力あるでっかい船の正面! かっこいー!
 こういうの好きだなあ。思わず手にとっちゃうよなあ。

 それになんといっても、オレが生まれ育った場所は、外国の船の上(詳しくはここを見てくれよな!)。だから、船の話となると、もう、読まずにはいられなくなるんだ。

 絵本に出てくる主人公の男の子は、船が大好きでよく港へ見にいく。それで、男の子はこういっている。

 船は生きている。

 うそだあ、と思う人もいるかもしれないけど、ニャニャニャッ! オレは男の子に賛成! 船は生きてるんだぜ。どういうことなのか。それは絵本を読んで、見て、たしかめてくれよな!

 (ニャーロウ)

船を見にいく
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2016年08月11日

「翻訳書の読者を育てるために」(「越前敏弥 出版翻訳あれこれ、これから」より)


 コンクール最終選考委員の越前敏弥さんが、DOT PLACE 内の連載記事
越前敏弥 出版翻訳あれこれ、これから 第4回:翻訳書の読者を育てるために
で、コンクールの設立趣旨と現在までの経緯、コンクールの特徴について、詳しく語って下さいました。

2016年08月10日

『動物探偵ミア 大どろぼう、あらわる?(動物探偵ミア4)』

ダイアナ・キンプトン作 武富博子訳 花珠 絵 ポプラ社
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 犬ぞくのみんな、こんにちは! きょうも犬が出てくる本をしょうかいするよ。

 ふしぎなネックレスをつけると動物と話せるようになる女の子ミアが、動物探偵の〈つうやく〉になってかつやくするシリーズの4さつ目。

 ミアの探偵なかまで、いちばんのなかよしが、ヒルトンという名前の犬だ。ケアーン・テリアというしゅるいの、毛がふさふさしたかわいい小さな犬だけど、動物探偵団のまとめやくで、しっかりものなんだよ。

 この『大どろぼう、あらわる?』の話には、ヒルトンのほかに、もう1ぴき、犬が出てくる。ボーダー・コリー犬のバーニー。バーニーは、こまっているかいぬしさんを助けてもらいたくて、動物探偵団にそうだんをするんだ。かいぬしさんはバーニーをつれて、孫(まご)の結婚式に出かけたいのに、家でかっているひつじとめんどりの世話をしてくれる人がいなくて出かけられないみたい。それと、もうひとつ、めんどりがうんだたまごが消えるなぞもかいけつしてほしいって。それをきいたミアは、ママの指輪も消えたことを思いだした。近所でいろいろなものがなくなっているんじゃない?!

 動物探偵団はミアとヒルトンのほかに、ネコが4ひきとオウムが1わ。犬ぞくのみんな、それにネコぞく、鳥ぞくのみんなも、動物探偵団のかつやくを読んでみてね。

 (なんばワン)

動物探偵ミア 大どろぼう、あらわる? (動物探偵ミア 4)
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『十三番目の子』

シヴォーン・ダウド作 パム・スマイ絵 池田真紀子訳 小学館
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 イニスコール島の村には、おそろしい言いつたえがある。

 ひとりの女がうんだ13番目の子が、13回目の誕生日をむかえたとき、その子を暗黒の神ドンドのいけにえにささげよ。したがわなければ、大嵐が村をほろぼすだろう。

 ニャニャニャッ! こわっ!
 それで、いけにえにきまったのが、ダーラという名の女の子。うまれてすぐに、13さいで死ぬってきめられて、親きょうだいともはなれてくらすことになった。
 で、ダーラがもうすぐ13さいの誕生日っていうときに……!

 さいごまで一気に読まずにはいられなかった。オレの想像をいい意味でうらぎってくれたぜ。
 たくさん入っている絵も、白や水色がきいてて、かっこいい。見てくれよな!

 (ニャーロウ)

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