2016年09月01日

『ガラガラヘビの味 アメリカ子ども詩集』

アーサー・ビナード、木坂涼編訳 岩波少年文庫
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 ニャニャニャッ!
 タイトルを見て、いきなりびっくりしちゃったよ。
 ガラガラヘビの味ってなんなんだよなあ。

 この本はアメリカのいろんな人がつくった詩がたくさん集められているんだ。
 で、「ガラガラヘビの味」っていうのは、オグデン・ナッシュさんがつくった詩のひとつ。この人の詩はほかにもいくつか入ってるんだけど、あとふたつタイトルを教えとくと、「シロアリ」に「お尻はつらいよ」。なんなんだよなあ。

 そんなかんじで、この本の詩は、タイトルだけでも楽しくて、読むともっと楽しいんだ。きっとすきな詩がひとつ以上見つかると思うぜ。

(ニャーロウ)

ガラガラヘビの味――アメリカ子ども詩集 (岩波少年文庫)
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2016年08月31日

『ホーホーはらへりフクロウさまだ!』

ショーン・テイラー文 ジャン・ジュリアン絵 木坂涼訳 BL出版
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「オレさま とうじょう!」と、いせいよくあらわれたのは、読書探偵ニャーロウかと思いきや、「だれもがおそれるへんしんめいじん」の「ホーホーはらへりフクロウさま」ですって! とってもたくさん頭がよくって、へんしんするのがチョーとくいだなんていばってるけど、ほんとかしら?

 このフクロウ、まっくらくらのまよなかに、どうやらばんごはんをさがしているみたい。

 まあ、たいへん! くりくりおめめのうさちゃんがねらわれてるわ! うさちゃんは、へんしんめいじんのあくどいわなに、はまってしまうのかしら……。ああ、だれかたすけてあげて!

(キャット)

ホーホーはらへりフクロウさまだ!
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2016年08月20日

『四人のおばあちゃん』

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作 野口絵美訳 佐竹美保絵 徳間書店
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 抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)ってことば、しってるかな? おもしろすぎて、おなかをかかえて、ひっくりかえるほどゲラゲラわらうことなんだって。ぼくたちタヌキは、楽しいときに、おなかをたたくけどね。

 で、この本がまさに抱腹絶倒なんだ。しかも、100ページもない短い話で、楽しい絵がたくさんついているからすぐ読めちゃう。

 エルグのお父さんとエミリーのお母さんは、バツイチどうしで結婚したの。それで、エルグとエミリーはきょうだいになった。もともとふたりには、おばあちゃんが2人ずついたから、親の結婚でおばあちゃんは2たす2で合計4人になった。これがキビしいばあちゃん、心配性ばあちゃん、金持ちの自分勝手ばあちゃん、弱々しい聖人ばあちゃんと、みんなが強烈!個性的!なんだよね。

 両親が仕事で4日間の出張をすることになったのがことの始まり。エルグとエミリーは、いちばんさしさわりがなさそうってことで、おばあちゃん4号(聖人ばあちゃん)に世話をしにきてもらいたかったんだけど、けっきょく4人が全員くることになって……。 エルグは自作の「おいのりマシン」で、めんどくさいおばあちゃん1号〜4号にたちむかうぽん。

 (PONすけ)

四人のおばあちゃん (児童書)
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『お静かに、父が昼寝しております ユダヤの民話』

母袋夏生編訳 岩波少年文庫
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 この本には、ユダヤ教をしんじる「ユダヤ人」っていう人たちが語りついできた民話が30こ以上も集められているんだ。

 どれも日本の昔話とは、ちがうふんいき。
 グリム童話ににてるかんじの話もあるな。
 2、3ページのみじかい話もまじってるから、きがるに読んでみるといいぜ。

 あ、『お静かに、父が昼寝しております』っていう本のタイトルは、なかに入ってる民話のタイトルでもあるんだ。へんてこだよなー。話もへんてこで、おもしろいよ。

 それとこの本、民話のあとに、聖書の話も6つ入ってる。これも、かたくるしくなくて、楽しめるぜ。

 (ニャーロウ)

お静かに、父が昼寝しております ユダヤの民話
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2016年08月13日

『マチルダは小さな大天才』

ロアルド・ダール作 クェンティン・ブレイク絵 宮下嶺夫訳 評論社
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 みんな、勉強ってすき? ぼく、本を読むのはすきだけど、勉強はやだぽん。いつも、うちの人から宿題しなさい!っていわれてるんだよね。

 だけど、びっくり。このマチルダは、パパとママから勉強するなっていわれてる。というか、マチルダは天才だから、勉強しなくても頭にはいっちゃうんだけど。うらやましいぽん。

 ところが、パパとママはマチルダを「物知らずだ、ばかだ」というし、校長先生は、マチルダをなまいきな「虫けら」としか思ってないしで、ちょっとかわいそう。でも安心して、マチルダはまけないよ。頭をつかって、いじわるなおとなたちをこっそりやっつける作戦をたてる。それに、クラスの先生も友だちも、マチルダの味方だ。

 ダールさんは映画にもなった『チャーリーとチョコレート工場』を書いた人。もうこの世にいないんだけど、いろんな本を書いたんだ。どの本もすっごくおもしろくて、おすすめだぽん。
 (PONすけ)

マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)
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