2017年09月04日

『ノラのボクが、家ネコになるまで』

ヤスミン・スロヴェック作 横山和江訳 文研出版
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 ネコは自由気ままな動物だっていうわよね。たしかに、読書探偵ニャーロウも、わたしも、自由をこよなく愛してるわ。

 このおはなしに出てくるノラネコくんも、気ままなノラのくらしがさいこうだと思ってたんですって。なのにどうして、「家ネコ」なんかになっちゃったのかしら?「ヒト」はうっとうしいし、わがままだから、家族になるなんてかんがえられないって、いってたくせに。

 でも、やさしそうな女の子のむねの上でまるくなってる表紙のノラくんは、とってもうれしそう。その顔を見てたら、「ヒト」をあいぼうにするのもいいかなって気がしてきちゃった。わたしも「必殺ウルウルおめめ」で、だれかのハートをいとめちゃおうかしら。

 (キャット)

ノラのボクが、家ネコになるまで
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2017年08月19日

『あたしのクオレ』

ビアンカ・ピッツォルノ作 関口英子訳 岩波少年文庫
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 4年生になったプリスカのクラスの担任になったスフォルツァ先生は、勉強にもおぎょうぎにもきびしいけれど、金持ちの子にはあまくて、親にもおべっかをつかいます。貧しい家の子はきらいで、とても貧しい落第生2人にいたっては、あの手この手をつかって、クラスから追い出そうします。

 先生のそんなところが許せないプリスカは、弁護士をしているお父さんに相談しました。でも、お父さんは協力してくれず、大人になんて、なにも期待しちゃいけないんだと思うのでした。そこで、仲よしのエリザ、ロザルバに協力してもらって、1年間かけて先生と戦っていきます。

 第二次大戦直後のイタリアの話ですが、クラスメートと対立したり、勉強でなやんだり、好きな人にときめいたりするようすは、意外と身近に思えるかも。

 (ことり)

あたしのクオレ(上)
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あたしのクオレ(下)
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『こいぬとこねこのおかしな話』

ヨゼフ・チャペック作 木村有子訳 岩波少年文庫
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 森の近くの小さな家で人間みたいにくらしたがっている、こいぬとこねこのお話です。

 ある日、こいぬとこねこは、床がよごれていることに気づき、そうじをすることにしました。ブラシがないのでかわりのものをつかってあらい、ぬのがないのでかわりのものをつかってふき、床はきれいになりましたが、なぜか、こいぬとこねこはすっかりきたなくなっていました。そこで、こんどはじぶんたちをきれいにしようとしますが……。

 なんでそんなことを?と思わずつっこみたくなる、この「こいぬとこねこが床をあらった話」のほか、「こいぬのズボンがやぶれた話」や、ほねやらネズミやら、すきな食べものをかたっぱしから入れて、とびきりおいしいケーキをやこうとする「こいぬとこねこがおいわいのケーキをやいた話」など、ぜんぶで10の話が読めます。わらいころげながら読んでいるうちに、きっと、こいぬとこねこのことが大すきになっているはず!

 (ことり)

こいぬとこねこのおかしな話
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2017年07月01日

読書探偵作文コンクール2017 作品募集のご案内(受付を終了しました)

読書探偵作文コンクール2017 【第8回】
〜外国の物語や絵本を読んで、おもしろさを伝えよう!〜
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小学生のみなさんへ (※中学生、高校生のみなさんは、こちらをご覧ください。)

「翻訳書(ほんやくしょ)」を読んだことがありますか?
 外国語で書かれたものを日本語になおすことを「翻訳(ほんやく)」といいます。そうして日本語になって出された外国の本が「翻訳書」です。
 たのしく翻訳書を読んで、作文を書いてみませんか?

 作文にはなにを書いてもかまいません。本の感想はもちろん、物語のつづき、作者や登場人物への手紙など、自由に書いてください。絵や工作などをつけてもいいですよ。(ただし、なまもの・危険物以外!)

 ルールはひとつ。「翻訳書を読んで作文を書くこと」だけ。

 作文を読ませてもらうのは、外国の本を日本語にする翻訳家や、本のしごとにたずさわるプロたちです。
 あなたが読んだ本のおもしろさを、あなたのすきな書き方で、わたしたちに教えてください。
 たくさんの応募をおまちしています。

【応募要項】
●対象 小学生
●募集作品 翻訳書を読んで書いた作文
●枚数 2,000字(原稿用紙5枚)程度まで
 *どんなに短くても、何作応募してもかまいません。
●しめきり 2017年9月25日(月)

 *当日消印有効。
 *メール応募の場合は日付が変わるまで受け付けます。
●選考委員 越前敏弥(翻訳家)、ないとうふみこ(翻訳家)、宮坂宏美(翻訳家)
●賞品
 最優秀賞:賞状、図書カード5,000円分
 優秀賞:賞状、図書カード1,000円分 
 *応募者全員に、ささやかながらプレゼントをお送りします。

●送り先
・郵送の場合
 〒152-0003 東京都目黒区碑文谷2-21-6-705
 読書探偵作文コンクール事務局
 (本年度から送り先が変わりました。)
 *作文は返却しません。必要な方は必ずコピーをとってください。
 *整理の都合上、作文を綴じる場合は、クリップで1か所だけ止めてください。

・メールで送る場合
 メールアドレス: dokusho.tantei*gmail.com(*を@に置き換えてください)
 件名:読書探偵作文コンクール応募原稿
 *作文は、メール本文に書くか、ファイルを添付してお送りください。
 *メール応募の方には折り返し受領確認のメールをお送りします。
  数日たっても返信がない場合は、お問い合わせください。

●原稿書式
・ペンネームを使ってもかまいませんが、本名もお知らせください。
・郵送の場合は表紙に下記(1)〜(11)の内容を書いてください。
(フライヤー〈ちらし〉の応募用紙を使うと便利です。)
・Eメールでの応募の場合はメール本文の最初に下記(1)〜(11)の内容を書いてください。

(1)名前、ふりがな
(2)学年
(3)住所
(4)連絡がとれるメールアドレス(ない場合は電話番号)
(5)本名をサイトにのせてもいいですか
(6)受賞した場合、作文をサイトにのせてもいいですか
(7)本コンクールをどこで知りましたか
(8)翻訳書の題名
(9)出版社名
(10)作者名
(11)訳者名

※お預かりした個人情報は読書探偵作文コンクール事務局で管理し、事務連絡のためだけに使用します。また、個人情報が作品の評価に影響することはありません。
※受賞した作文を将来書籍化する可能性があります。

●結果発表
 2017年11月(予定)に、このウェブサイトで発表します。

●フライヤー(ちらし)
「読書探偵作文コンクール2017」のお知らせと応募用紙がついています。
 こちらから、自由にダウンロードしてお使いください。

 みなさんの応募をおまちしています!
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主催/読書探偵作文コンクール事務局
協力/翻訳ミステリー大賞シンジケート、やまねこ翻訳クラブ
お問い合わせ/dokusho.tantei*gmail.com
(*を@に置き換えてください)

2017年06月14日

「読書探偵作文コンクール」が本になる!――プロジェクトが成立しました!

 当コンクールでこれまでに最優秀賞を受賞した小学生の作文を書籍化するプロジェクトについての続報です。

 おかげさまで、クラウドファンディングを通じたご支援の総額が目標金額に到達し、出版実現のはこびとなりました!
 ご協力くださったみなさまに、あらためまして、心よりお礼申し上げます。

外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック~

 なお、クラウドファンディングは6月30日まで継続いたします。
 イベント・パーティーへの参加権や、小冊子の特別プレゼントなどは、★クラウドファンディング支援者限定★の特典となっておりますので、ご興味がおありの方は、期間内のご支援をよろしくお願いいたします。

 プロジェクトならびにクラウドファンディングの詳細につきましては、下記の各ウェブサイトをご覧ください。

▼プロジェクトのクラウドファンディングのページ
https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/1879/

▼サウザンブックス公式ウェブサイト
http://thousandsofbooks.jp/

▼上記ウェブサイト内「読書探偵作文コンクール」プロジェクトのページ
http://thousandsofbooks.jp/project/dokutan/