2016年07月22日

『ペットのきんぎょがおならをしたら……?』

マイケル・ローゼン作 トニー・ロス絵 ないとうふみこ訳 徳間書店
______________________________

 犬ぞくのみんな、元気? 「あれ、これはきんぎょの本だろう」って? いえいえ、犬もちゃんと登場するよ。

 エルビーは子犬をかいたくてたまりません。
(そうでしょう、そうでしょう。子犬はかしこくて、かわいくて、さいこうの友だちになるからね!)

 くびわとリードだって、もう用意できています。
(これで、じゅんびばんたん!)

 ところがつぎの日、子犬をかいにいったママがつれてかえってきたのは、なんと、きんぎょ。
 
 エルビーはしかたがないので、きんぎょに「フワフワ」なんていう犬っぽい名前をつけて、犬におしえるような芸(げい)をしこみはじめます。きんぎょのフワフワは、犬ぞくにもむずかしいような芸をできるようになるのです! ほえるかわりに、おならで!

 本のなかには、2ひきの犬が出てくるよ。フワフワがみほんにするかしこい犬と、あとから出てくるのは……。どんな犬かな。読んでみてね。

 (なんばワン)

ペットのきんぎょが おならをしたら……? (児童書)
   Amazon.co.jpで詳細を見る

2016年07月21日

『最後のゲーム』

 ホリー・ブラック作 千葉茂樹訳 ほるぷ出版
______________________________

「ボーンチャイナ」って、きいたことある?「ボーン」は、英語で「骨」のこと。「ボーンチャイナ」っていうのは、牛の骨を粉にしたものを粘土にまぜて焼いた、上等な焼き物なんだ。

 ところがこの本の主人公のひとり、ポピーの家にあるボーンチャイナ製の人形は、なんと牛じゃなくて、亡くなった女の子の骨をまぜて焼いたものだった。しかもポピーは、夢のなかで、その亡くなった女の子自身から、「あの人形をわたしのお墓にうめてほしい。でないとゆっくり休めないから」ってたのまれるんだ。ぶるぶるぶる。

 ポピーの友だち、アリスとザックは、そんな話をきかされても、なかなか信じられない。きみだって友だちから急にそんなことをいわれたら、よくできた怪談話だなって思うよね。それなのにふたりはポピーにつきあって、遠くの町にあるという女の子のお墓をさがしにいくことにした。3人とも12歳。それぞれ、家の人が無関心だったり、ぎゃくにきびしすぎたりして、家からとびだしたい気持ちもあったみたい。さあ、3人の冒険はどうなるだろう?『スパイダーウィック家の謎』という人気シリーズを書いた作者の、ぞくぞくするお話だよ。

 (ブンタロー)

最後のゲーム
   Amazon.co.jpで詳細を見る

2015年09月12日

『ジェーンとキツネとわたし』

ファニー・ブリット文 イザベル・アルスノー絵 河野万里子訳 西村書店
______________________________

 この本、絵本っぽいなーと思って、ひらいたら、ニャニャニャッ! コマわりになってて、あれ? ま、まんが??? とにかく、おかげで、けっこうページ数はあるのに、ぐんぐん読めちゃったよ。

 エレーヌって女の子は、学校でひとりぼっちなんだ。トイレに「エレーヌは体重100キロ」なんて悪口を書かれたりして、きずついてる。

 だから、悪口が聞こえてくるまえに、あるいは、悪口を聞いちゃったあとに、本を読むことで心にバリアをはってる。本の世界ににげこめば、そのあいだは、いやなことをわすれられるもんな。

 ちなみに、エレーヌが読んでるのは長い長い物語で、『ジェーン・エア』っていう、ほんとにある本なんだって。うわー、気になる。読んでみたくなったぜ。

 エレーヌはどうなっちゃうのか。それに、タイトルにはキツネって書いてあるけど……??? そこんとこは、自分で読んでたしかめてくれよな!

 (ニャーロウ)

ジェーンとキツネとわたし
   Amazon.co.jpで詳細を見る

『さよならのドライブ』

ロディ・ドイル作 こだまともこ訳 こがしわかおり絵 フレーベル館
______________________________

 幽霊ってこわいとおもう? ぼく、ちょっとにがてだったぽん。

 だけど、この本をよんでおもった。ぼくも、ひいばあちゃんの幽霊だったら会いたいかも。だって、またおかしをもらえるかもしれないもん。すごく小さかったから、ぼんやりとしか思い出せないけど、おかしをくれたひいばあちゃんの手があったかかったことはおぼえてるぽん。

 あのころよりいろんなことがわかるようになった今、幽霊のひいばあちゃんから、むかしの話をあれこれきけたら楽しいだろうな。家族のこととか、この町のこととか。できたら、この本のように、ばあちゃんと、ママもいっしょにね。あ、でも、ぼくは男の子だから、ひいじいちゃんと、男どうしの話をするのもいいのかも。

 あれ、にがてだったのに、もうふたりの幽霊とおしゃべりしたくなってる。どう、みんなも幽霊にあいたくなったぽん?

 (PONすけ)

さよならのドライブ
   Amazon.co.jpで詳細を見る

2015年09月09日

『ペンギンは、ぼくのネコ』

ホリー・ウェッブ作 大野八生絵 田中亜希子訳 徳間書店
___________________________

 ニャニャニャッ? ペンギンってネコじゃないよなー。なんだこのタイトル? と思ったら、「ペンギン」って名前のネコの話だった。

 このネコ、体が黒と白で、ペンギンにそっくり。それで、アルフィーっていう飼い主の男の子がそんな名前をつけたんだって。ははは、なるほどなー。

 アルフィーは、いつもペンギンといっしょに、となりのおばあさんちの庭にこっそりしのびこんで、あそんでるんだ。やるなー、アルフィーもペンギンも。

 だけど新学期になってから、おばあさんちに孫のグレースっていう女の子が住むようになって……! このつづきは、読んでのお楽しみ!

(ちょっとだけ教えると、ペンギンは、アルフィーからもグレースからも、ものすごくかわいがられる。そこは、かなり、かなーり、うらやましかった。)

 (ニャーロウ)

ペンギンは、ぼくのネコ
    Amazon.co.jpで詳細を見る