2021年12月15日

読書探偵作文コンクール2021 選考結果発表!

 お待たせしました! 読書探偵作文コンクール2021小学生部門の選考結果を発表いたします。

 今年は97作品の応募があり、第1次選考で15作品が選出されました。12月14日に行われた最終選考会で、選考委員の越前敏弥さん、ないとうふみこさん、宮坂宏美さんにじっくり話し合っていただいた結果、7作品が入賞作に選ばれました。
 入賞されたみなさん、おめでとうございます!

 以下に、入賞者ならびに第1次選考通過者のみなさんのお名前を掲載いたします。(ご本人の希望により、一部お名前をペンネームで記載してあります。)

★最優秀賞★ 川上 莉央さん(小5)
「かんじんなことは、目では見えない」

 読んだ本:『星の王子さま』
★最優秀賞★ 波多 美理愛さん(小5)
「心の世界―『木を植えた男』を読んで」

 読んだ本:『木を植えた男』
★最優秀賞★ 棚瀬 準三さん(小4)
「ぼくらは無二の生きものだ」

 読んだ本:『ぼくのあいぼうはカモノハシ』

☆優秀賞☆ 中込 恵楠さん(小5)
「ぼくの願うくすり」

 読んだ本:『ぼくのつくった魔法のくすり』
☆優秀賞☆ 杉本 善々さん(小4)
「怪盗ルパン『八つの犯罪』を読んで」

 読んだ本:『八つの犯罪』
☆優秀賞☆ 三原 舜一朗さん(小2)
「はたらく小さい自どう車」

 読んだ本:『がんばれ!小さいじどう車』

◎ニャーロウ賞◎ 大北 隼矢さん(小5)
「時をこえて」

 読んだ本:『アインシュタイン 時をかけるネズミの大冒険』

●第1次選考通過●
丸山 朝光さん(小6)
「フィン先生が思ったこと」

 読んだ本:『ぼくがスカートをはく日』
丸山 希泉さん(小6)
「モモの二十年後」

 読んだ本:『モモ』
日下 小都姫さん(小5)
「名作の魅力」

 読んだ本:『12のバレエストーリー』
川島 栄輝さん(小4)
「悲しい最後の授業」

 読んだ本:『最後の授業』
鍋田 典秀さん(小4)
「『ナルニア国物語』いじめっ子ユースタスの冒険と成長」

 読んだ本:『新訳 ナルニア国物語 (3)竜の島と世界の果て』
      『新訳 ナルニア国物語 (4)銀のいすと巨人の都』
盛川 葵羽さん(小4)
「サリバン先生の愛」

 読んだ本:『サリバン先生とヘレン ふたりの奇跡の4か月』
りゅうせい さん(小3)
「意外な犯人」

 読んだ本:『ぬすまれた宝物』
今林 玲奈さん(小2)
「ハッピーエンドをもう一ど」

 読んだ本:『魔女にとられたハッピーエンド』

 入賞されたみなさんには、賞状と副賞(最優秀賞受賞者には5000円ぶん、優秀賞受賞者には1000円ぶんの図書カード、ニャーロウ賞受賞者にはニャーロウからのプレゼント)をお送りします。
 また、残念ながら選にもれたみなさんにも、後日、参加賞と第1次選考委員からの個別コメントをお送りいたします。

 新型コロナウイルスの影響がつづくなかで迎える二度目の夏となりましたが、今年も各地からたくさんの作品が届きました。ご応募ありがとうございました。読まれた本のジャンルも、作文の形式もさまざまで、選考委員一同、楽しく読ませていただきました。
 本の作者や登場人物への熱い思いを感じてじんとしたり、ユニークな発想に驚いたり、鋭い指摘に感心したり、応募者のみなさんと本との出会いを通じて、わたしたちも毎年新しい発見をしています。惜しくも第1次選考を通過しなかったなかにも、心をつかまれる魅力的な作品がいくつもありました。
 これからもいろいろな本を手に取って、おもしろい本と出会ったら、ぜひその本のことをわたしたちに教えてください。自分のすきな書き方でかまいません。来年もたくさんのご応募をお待ちしています。

〈入賞者、第1次選考通過者のみなさんが読んだ本〉
※それぞれの本の画像をクリックしていただくと、Amazon.co.jpのサイトで詳しい情報がごらんになれます。
※Amazon.co.jpで現在取扱いのない書籍につきましては、書誌情報を掲載しています。

星の王子さま 木を植えた男 ぼくのあいぼうはカモノハシ

ぼくのつくった魔法のくすり 八つの犯罪

★『がんばれ!小さいじどう車』バーグ作/まえだみえこ訳/旺文社

アインシュタイン 時をかけるネズミの大冒険

ぼくがスカートをはく日 モモ 12のバレエストーリー

最後の授業 新訳 ナルニア国物語(3)竜の島と世界の果て 新訳 ナルニア国物語(4)竜の島と世界の果て

サリバン先生とヘレン ふたりの奇跡の4か月 ぬすまれた宝物 魔女にとられたハッピーエンド