2016年07月21日

『最後のゲーム』

 ホリー・ブラック作 千葉茂樹訳 ほるぷ出版
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「ボーンチャイナ」って、きいたことある?「ボーン」は、英語で「骨」のこと。「ボーンチャイナ」っていうのは、牛の骨を粉にしたものを粘土にまぜて焼いた、上等な焼き物なんだ。

 ところがこの本の主人公のひとり、ポピーの家にあるボーンチャイナ製の人形は、なんと牛じゃなくて、亡くなった女の子の骨をまぜて焼いたものだった。しかもポピーは、夢のなかで、その亡くなった女の子自身から、「あの人形をわたしのお墓にうめてほしい。でないとゆっくり休めないから」ってたのまれるんだ。ぶるぶるぶる。

 ポピーの友だち、アリスとザックは、そんな話をきかされても、なかなか信じられない。きみだって友だちから急にそんなことをいわれたら、よくできた怪談話だなって思うよね。それなのにふたりはポピーにつきあって、遠くの町にあるという女の子のお墓をさがしにいくことにした。3人とも12歳。それぞれ、家の人が無関心だったり、ぎゃくにきびしすぎたりして、家からとびだしたい気持ちもあったみたい。さあ、3人の冒険はどうなるだろう?『スパイダーウィック家の謎』という人気シリーズを書いた作者の、ぞくぞくするお話だよ。

 (ブンタロー)

最後のゲーム
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