●外国の本を読む楽しさのひとつは、知らない世界のこと、見たことも聞いたこともない物事がたくさんつまっていて、びっくりするほど新しい発見ができることです。その反対に、世界じゅうどこでも、みんな同じように喜んだり悲しんだりしていることもよくわかって、勇気づけられます。翻訳書を読むのがはじめてという人も大歓迎。今年も楽しみです。
――越前敏弥(えちぜんとしや)/翻訳家、読書探偵作文コンクール選考委員
●このコンクールのおもしろいところは、「自分の気に入った外国の本を読んで、好きな形で書く」というところです。昨年も、絵をそえた作文や、自作の詩をそえた作文がありました。科学の本を読んで、自分の驚いたところをくわしく書いてくれたものもありました。「この本おもしろいよ!」という気持ちのつまった作文を読むと、わたしたちもその本を読んでみたくなります。(そして、手に入るかぎりは読みます。)今年はみなさんとのあいだにどんなキャッチボールが生まれるでしょう。今からとても楽しみです。
――ないとうふみこ/翻訳家、読書探偵作文コンクール選考委員
●おもしろい本を読むと、「ねえねえ、こんな本があったよ」「このつづきって、どうなるのかな」なんて、まわりの人と話したくなりますよね。そんな感じで、外国の本を読んで思ったこと、感じたことを、ぜひわたしたちにも教えてください。こちらまでわくわくするような作文や作品をお待ちしています!
――宮坂宏美(みやさかひろみ)/翻訳家、読書探偵作文コンクール選考委員
(敬称略)