2013年07月03日

『フェニックスのたまご(見習い幻獣学者ナサニエル・フラッドの冒険1)』

R.L.ラフィーバース作 ケリー・マーフィー絵 千葉茂樹訳 あすなろ書房 
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 ねえ、みんな、フェニックスって知ってる? そう、不死鳥のこと。
 ナサニエル・フラッドは10歳の男の子。ある日とつぜん、あたらしいフェニックスの誕生を見まもるためアラビアに向かうことになるんだ。

 ……ってかくと、子どもなのにすごい冒険家なんだなって思うかもしれないね。でもほんとうは、ナサニエルって、家のなかで本を読んだり、絵をかいたりするのが好きな、おとなしい子なんだよね。

 ところが探検家であるお父さんとお母さんが行方不明になってしまって、ナサニエルは、いちども会ったことのないおばさんをたずねていくことになる。そのおばさんの仕事が、なんと「幻獣学者(げんじゅうがくしゃ)」――つまり、とても貴重な動物のことを研究する学者だったんだ。そんなわけでナサニエルは、いやおうなしに、アラビアへの旅につれていかれることになったってわけ。

 冒険のにがてなナサニエルにとって、がたがたのプロペラ機や、きげんの悪いラクダに乗って旅するのはとってもたいへん。でも美しいフェニックスの誕生を見まもるシーンには、ナサニエルのやさしさがいっぱいつまっているよ。冒険好きな人だけじゃなく、動物の世話をするのが好きな人にもオススメの本。ぜひ読んでみてね。

(ブンタロー)

1フェニックスのたまご (見習い幻獣学者ナサニエル・フラッドの冒険)
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