よお、みんな、元気? オレはニャーロウ。いろんなおもしろい本をさがす「読書探偵(どくしょたんてい)」ってしごとをしてる。オレのことをもっと知りたい人はここを見てくれ。
さっそくだけど、「翻訳書(ほんやくしょ)」って知ってるかい?
いろんな外国の本を日本語になおして出してる本のことだ。
本の表紙を見てくれ。文を書いた人や、本によっては、絵をかいた人の名前が書いてあるよな? ほかにも、もうひとり、名前が書いてあることがあるんだ。
「ニャーロウ 訳(やく)」とか「訳(やく) ニャーロウ」ってぐあいにな。
それが翻訳書のめじるしだ! 「訳(やく)」っていうのは、「外国語を日本語になおした」って意味なんだぜ。
そこでだ。みんな、きいてくれ。
オレは、みんなに「翻訳書」を読んでもらうきっかけをつくりたくて、作文コンクールをひらくことにした。
題して「読書探偵作文コンクール」!
この作文コンクールは、ちょっとかわってるんだ。
作文は、どんな内容(ないよう)でもいい。
本を読んで感じたこと、つまり「感想(かんそう)」を書くのは、もちろんいいんだけど……
本のつづきを書いても、作者に手紙を書いてもOK。
文に、オマケをつけてもOK。オマケっていうのは、絵とか、工作とか、音声ファイルとか、思いついたものなら、なんでもいいぜ(なまもの・きけんぶつ以外!)!
とにかく、みんなのすきな書き方で、みんなが読んだ本について書けばいい。
ただし、ルールがひとつ。かならず「翻訳書」を読んで作文を書くこと!
みんなの作文を読むのは、外国語の本を日本語にする翻訳家(ほんやくか)や、本のしごとにたずさわるプロたちだ。
おもしろい本を見つけて、本がだいすきなプロをおどろかせようぜ!
読書探偵のオレのことも、おどろかせてくれよな!
応募について、くわしいことは、こっちを見てくれ。
じゃあニャッ!
読書探偵ニャーロウより。